安全に測定するために

◆安全な測定器の使用方法◆

マルチメータ

電圧測定

規定された測定分類カテゴリ以上の測定は絶対にしないでください。 国際安全規格に対応していないテスタは弱電用ですので、250V以上の強電回路で絶対に使用しないでください。IEC規格で規定されている測定分類の場所から判断して、測定器も同等以上のカテゴリの製品をご使用ください。 例えば主電源200V設備のモータ等でご使用の場合、CAT.III以上の測定器をお選びください。

電流測定

測定の際には電流測定端子には絶対に電圧を入力しないようご注意ください。電流測定はメータを測定回路と直列に接続するため、メータの内部インピーダンスが低く、過電流による短絡事故が起こることがあります。このような短絡事故を予防し、安全に使用いただくためにヒューズで保護されていますので、ヒューズでの保護性能もご確認ください。RD700の場合、mA測定回路には定格250V、遮断電流1.5kAの速断性セラミックヒューズを使用していますので、主電圧が250V以下で短絡電流が1.5kA以下ならば、ヒューズが切れて短絡を防止できます。

クランプメータ( AC専用 ・ AC/DC専用 ・ アナログ ・ 漏れ電流 )
●クランプメータはすべて600V以下の低電圧電路の測定にてご使用ください。 
●機種選定にあっては、特に電流測定レンジ及びクランプ導体径の大きさが重要です。

絶縁抵抗計( ポケット型 ・ アナログ型 ・ デジタル型 )
●絶縁抵抗計は被測定物が活線状態では使用できません。
●測定電圧が指定されている場合は指定の電圧の機種を選んでください。 測定電圧の選択は、被測定物に通常印加される電圧と同じか、または少し高めのものを選択するのが一般的です。
●絶縁抵抗計は直流の高電圧を被測定物に印加して抵抗値を測定するため、ICやLSI等を含む電子回路などに直接電圧が印加されると、被測定物を破損する恐れがあります。
●絶縁抵抗計は測定中に直流の高電圧を発生します。このため感電した場合には、2次的に高所からの転落事故につながりますので注意が必要です。
●電圧測定機能付の場合は最大測定電圧以下でお使いください。
 
温度計(温度プローブ)
●温度センサは、活電部に直接センサを当てての測定はできません。
●プローブの先が鋭角のものがありますので、危険ですから取り扱いにご注意ください。
●高温測定では握り部が熱くなり危険です。この場合はプローブを固定する冶具等をご用意ください。
 
回転計・速度計
回転しているモーター(エレベータ運転中の速度)を測定する場合は、測定対象の力が強力なため危険を伴います。測定時には充分安全に注意してご使用ください。測定中は危険ですので、回転部分には絶対に触れないでください。
 
レーザパワーメータ
赤外半導体レーザ光は肉眼で見ることはできません。時により30mW以上のハイパワーが出ている場合があり、目に入ると失明の恐れがあります。直視や反射光が目に入らないように注意してください。